1 富士登山のお供として準備したい「金剛杖」
日常生活では全くなじみのない「金剛杖」は富士山では必需品として販売されています。登山経験者はストックを持っている方が多いですが富士山は初めて山登りを経験する登山初心者の多い山でもあります。最初は杖なんてむしろ邪魔だと思う方も多いですが、ここは日本一高い山「富士山」。徐々に体力を消耗し、「杖あり」と「杖なし」では残りの体力に歴然とした差が出てきます。富士登山初心者はだまされたと思って、旅のお供に連れていってはいかがでしょうか。必ず、一緒にいて良かったと思う瞬間がくるはずです。
2 杖に刻む富士登山の道のり「焼印」
金剛杖を持っている方は、富士登山道中の各山小屋で杖に「焼印」を押してもらうことができます(有料)。五合目から六合目、七合目、八合目と登っていくたびに新たな焼印をつけると自分の頑張った証が焼きつけられているようで杖の相棒感がどんどん増していきます。気がつけば、富士登山の思い出とともに、一生もののお土産になっています。ちなみに山小屋があるたびに焼印を押すと同じ○合目でも山小屋ごとに違う焼印なので全部集めるとかなりの数になります。
3 金剛杖はスタート地点の五合目で手に入ります
富士山五合目(吉田口)は多くの方が富士登山のスタート地点とする場所。五合目でお客様をお待ちしている雲上閣でも金剛杖をご用意しております。スタートである五合目の焼印付で登山の始まりを演出します。無事登山を終えた後は、飛行機でも預け荷物で持ち帰ることができます(各航空会社の規定により異なる場合があります)。焼印は欲しいけど、どうしても邪魔・・・という方にはリュックに入る40cm程度のミニ金剛杖も販売していますが、やっぱりおすすめは長い金剛杖で何度もないであろう(毎年登る健脚の方もいらっしゃいますが)富士登山の苦楽をともにすることです。